岡本太郎先生のお墓参りに行ってきました。
青い空、突き刺すような陽射し、静寂の中で見つめ合いました。
今にでも動き出しそうです。
目の中を覗くと当たり前で何もなし。
1967年に発表された「午後の日」という作品であり、敏子さんが墓石として選んだそうです。
まるで純粋無垢な人間の形をした森の精霊、妖精のような・・・。
太郎、敏子さんの墓
川端康成 「母の手紙」序より
太郎の両親、一平、かの子さんのお墓です。
一平さんは漫画家、かの子さんは詩人です。
一平さんのほうは「顔」という作品が墓石になってます。
かの子さんは仏教を勉強していたそうで観音像です。
物心ついた時に見た岡本太郎。
めちゃくちゃ怖かった。
しかし大人の階段を一歩ずつ上がりひとつひとつの作品に感銘を受けそして2020年念願叶いようやくお墓参りができました。
桜咲く頃、また来ます。