調布は映画の街で有名ですが西側の西調布は今後10年音楽の街に化ける可能性があります。
京王線調布駅前にはパルコや京王、ビッグカメラなど大型商業施設があり土日に関係なくいつでも多くの人が訪れますが、それに対して西調布は目立ったものが何もありません。
しかし、音楽とは切っても切れない街なのです。
大昔この地にCDレンタルショップがありました。
こちらが正式名称
「レンタルショップWORLD」
CD,DVD,VIDEOのレンタルと本屋、ゲームショップが1体の多摩地域では有名なお店でした。
24時間営業で夜遅くは、若者のたまり場にもなっていました。
小室ファミリー全盛の頃ですから、バブルが弾けた後とはいえまだまだ皆元気だったように思います。
西調布駅から少し歩くと品川街道にお店があり駐車場もタダでそれはそれは大人気で、まだ大型レンタルチェーンTSUTAYAもなかったと思います。
うっすらとした記憶ですが小室哲哉関連以外で人気のあったのがMr.children、Inocent World、Closs Road,何枚もあるシングルCDが全部貸し出し中だった時もありました。
ヴィジュアル系バンドが完全に消えたと記憶しています。
黒夢だけは2人組になって人気はありました。
ちなみにシングルはマキシではなく8cmシングルです。
小さい盤です。
不思議なものでこんなに人気のあるお店だったにも関わらず数年後に、意外とあっさり閉店したんです。
この頃、西調布に行くことがなくなっていたんで知人のツテで閉店したことを知りました。
あの当時、音楽や映画が好きなクリエイターが集まる店であり街でありました。
音楽や映画関連の職に就きたい金の卵たちが夜な夜な缶コーヒーを握りしめ、未来を語り合ったものです。
今では私を含めアーティスト、ミュージシャン、クリエイターとして第一線で活躍する者などがたくさんいますが、おそらくこの時代に西調布カルチャーを体験した者たちならば、あの日の青春の1ページに戻ってみたいそう思いはしませんか?
西調布ミュージックの生みの親、おにめつの刀の万太郎さん。
数年前に対談してから突然の失踪。
近い将来、再会を夢見て今夜は当時のヒットソング
郷ひろみ、「会えないよ」
これを聴きながら西調布に乾杯!