音楽旅行

日々の出来事

岩手水沢から遊びに来た親戚と都内観光ではしゃいだ少年時の思い出

幼き頃、岩手に住む叔父とその子供たちが我が家へやってきた。東京観光だ。まだ東北新幹線が上野止まりだった時代だ。

観光の1日目はコテコテの東京周遊コースだ。皇居の周りを散策し行き交う車の流れとクラクションの音はまさに雑音のオーケストラ。しかし耳障りは悪くなくどちらかと言うと胸がワクワクする素晴らしいものだった。遥か遠くに見えた東京駅。近付くにつれ物凄いオーラと圧倒的な重厚感、私たちの口は開いていたと思う。叔父の一言は今でも忘れられない「たいしたもんだ」。あれから長い歳月を経て叔父も年老い数年前に亡くなってしまった。そんなこともありふと立ち寄った東京駅。新しく生まれ変わった東京駅を目の前に、あの日、あの時と同じ場所で一人佇み懐かしい思い出に心酔しそしてこの曲が生まれた。令和元年に相応しい新しいエレクトリックなサウンドに仕上げました。この楽曲を叔父に聴かせたら「うるさい!耳が腐る」と言うでしょう。それでもいつも心の隅にあの日の思い出。愛さずにいられない「愛・東京駅」

愛・東京駅

愛・東京駅

  • flowers flash orchestra
  • エレクトロニック
  • ¥255