この曲についての問い合わせが多いので少し解説を致しますので、もし興味が少しでもおありでしたら読んで下さい。
「愛・東京駅」は東京駅に思い入れのある高齢男性の想いを形にしました。
本人曰く、歳を重ねる毎に体が言うことを効かなくなり、大病も患い生活スタイルに様々な制約が付きまとい不自由さを日々感じているとおっしゃられていました。
戦後復興時から列車を愛し高度経済成長期を迎えた頃から休日になると列車の旅を満喫していたそうです。
どんなに仕事で疲れていようとも、日曜日の早朝リュックを背負い、水筒を首からぶら下げ、カメラ片手に出かけたそうで、その懐かしい話を楽しそうに聞かせてくれました。
もしも銀河鉄道999のような、機械の体が実際にあったとしたならばこの男性は永久永遠に列車に乗り続けたでしょう。
そんな事を想いながら奇妙で不思議な機械的なサウンドが生まれました。
こんなに熱い電車男に出逢えたこと、この男性を魅力した東京駅、数々の列車達、敗戦から立ち上がり日本復興のために懸命に働いた当時の人達に感謝します。
「愛・東京駅」
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